架橋の家

  もとは二つの土地の二つの建物
 だったRC造と木造の2階建ての
 間に簡単な屋根をかけて繋げてい
 た物件の全面改装。空間構成はR
 C造の2階建てを住居にして木造
 2階建てを飲食店舗、それらを繋
 ぐ接続部を作業場にあてている。
 この接続部の前面側を持上げて吹
 抜けを設け、RC造と木造の2階
 に梁のブリッジを架けてキャット
 ウォークで繋いだ。これにより南
 北に細長い建物の内部で1,2階
 を回遊できる動線が生まれととも
 に、吹抜けを通して、採光と通風
 を可能にした。そして展示場と作
 業場に蓮根をイメージした展示壁
 を設けて隔てており、ここがこの
 家の核であり全ての中心となる場
 である。
  この建物には2代目の父から3
 代目の息子さんへの世代交代、飲
 食業という新たな業態への挑戦、
 柳橋市場の活性化などお施主の様
 々な思いが込められており、これ
 らの思いが未来へと架けられてい
 るという意味も込めて吹抜に架か
 る橋にちなみ、「架橋の家」と名
 付けられた。



 建築データ


 所在地:
福岡市中央区

 用途:店舗付住宅

 構造:木造+RC造

 規模:改装工事

 面積1F 87.98u

    2F 59.6u

    延床面積 147.58u
 竣工:2004年3月


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